お祭り、始まりました!

 南麻布新堀会は13日、秋のお祭りを開催した。毎年、麻布氷川神社の秋の例大祭に合わせて行っている。

 午前11時からの「御霊入れ」でスタート。氷川神社の宮司が、祝詞を挙げ、参列した新堀会、睦会の役員は首を垂れた。

 「子ども神輿」は正午から。大小二つの神輿と、山車に、100人前後の子どもが参加して、賑やかに町内を練り歩いた。お神輿の後には、ゲームの時間。射的と金魚掬いは大盛況。かき氷が振舞われた。

 大人神輿は午後4時から。南麻布2丁目から仙台坂上の氷川神社まで、坂を登るという「宮入り」は大変な道行だ。町会員だけではなく、睦会、古川橋病院、東町小学校のPTA関係者、町会のエリア内で建設工事を行なっている会社などからたくさんの方々が「助っ人」として参加し、担ぎ手は、50人を優に超えた。

 午後6時すぎ、隣町の竹谷町会のお神輿と一緒に氷川神社に到着。日が暮れる中、二町会で競うように神輿を揺らす「揉み」を行った。宮司は「お参りいただき、ありがとうございました。地域のことを思う、参加されたみなさんの真心を、祝詞に込めてお伝えしました」と話した。