更生保護(こうせいほご)とは、犯罪や非行をした人を、社会の中で適切に処遇し、地域社会の理解・協力を得て、これらの人たちが自立し、ちゃんとした生活をして、生きていけることを助ける活動です。これは、安全安心な地域社会をつくることを目指す活動です。
日本の刑事司法制度の中には、警察、検察、裁判(審判)、矯正(刑務所、少年院など施設内での処遇)がありますが、更生保護は、その最終段階に位置付けられています。
更生保護女性会は、女性が主体の組織で、こうした更生保護の考え方を広める活動や、青少年の健全な育成を助け、犯罪をした人や非行のある少年の改善更生に協力することを目的とするボランティア団体です。
全国で約13万人おり、地域の公民館、学校等に地域住民の参集を求めて、その地域の実情に即した非行問題等を話し合うミニ集会のほか、親子ふれあい行事や子育て支援の活動などに取り組んでいます。
この活動に、南麻布新堀会の婦人部は参加しています。港区更生保護女性会に所属し、更生保護施設での、「男の料理教室」や、食事作り、クリスマス会の手伝いなどがあります。児童館や中高生プラザのお手伝いもやるそうです。
懇親会や港区保護司会との合同新年会などの行事もあります。