旧真興交易跡地(南麻布2-18-8)マンション建設の経緯

2023年

10月 生和、解体に伴うアスベスト調査を10月1日から開始。アスベスト処理に関する港区要綱で義務づけられた、近隣住民に対する説明会はなし。

11月 生和、上間重機 アスベスト除去工事をするとの文書を配布

12月1日 解体工事開始。看板設置。アスベスト除去プロセス開始。近隣住民、町会にビラ以外の丁寧な説明なし

12月12日 南麻布新堀会理事会。解体工事が始まっているのに、なんら説明会がないことを問題視。ひとまず、生和側に説明を求めることに。

12月21日 生和、南麻布新堀会理事会の要求に応じ、解体工事の町内会理事会向け説明会を開催。

 理事会から、港区建築物の解体工事等の事前周知に関する要綱9条の「工事着手前の説明等の実施」が全くなされていないことを指摘。早急に、対応するよう強く要望

2024年

1月12日 生和 解体工事に関する近隣関係住民説明会を遅まきながら開催。アスベスト対策については、事後報告。生和「区要綱の中の一部しか周知しておらず周知方法が甘かった。大変申し訳なかった」と謝罪

 南麻布新堀会青木会長「イトーピアは分譲マンションで95世帯あり様々な意見が出るので、よく聞いた上で解体工事および新築工事の説明を行ってほしい。きちんとコミュニケーションを取るように」と発言。

2月3日(土) 生和 イトーピア麻布住民に説明会

 現状は境界線から1.5メートル離れているが、新マンションは法令ギリギリの0.5メートルであることが判明

2月7日(水) 生和 イトーピア麻布住民に説明会

 住民、境界線から離して建設してほしい、見合い対策(目隠しなど)と防音措置、室外機を北側に置かないよう要望

2月8日(木) 生和 イトーピア麻布住民に説明会

 日照がどうなるか、具体的な説明をするよう要望

2月17日 生和、イトーピア麻布管理組合理事会に説明。

 計画立面図を提示。イトーピア麻布の南側に、バルコニー、非常階段、共用廊下など、人が出入りできる施設があることがあらためて明らかに。

 生和、解体工事のため、イトーピア敷地内に、囲いを設置したいと要請。イトーピア麻布理事会は、生和の要望を受け入れ、敷地の一部の利用を認める。

3月中旬 イトーピア麻布管理組合長名で、建築主である台湾の昌益側に「近隣住民の意見」を発出。

3月25日 昌益、生和、近隣関係住民説明会。台湾からの代表が出席。見合い対策、騒音対策、など。議論が紛糾。

5月中旬 解体工事開始。

5月29日 解体工事協定違反。8時過ぎから騒音発出。メールで数人に連絡したが、7時間放置。

6月4日 生和、「6月11日に正式な近隣住民説明会をやる」と住民に案内。

6月8日 解体工事協定違反。「土曜日は既存地下解体作業を含む騒音を伴う作業は行わない」とあったが、解体工事を実施。指摘後、土曜日の工事をやらないことに。

6月10日 生和の担当者。「前回の説明会の資料と議事録を区担当者に確認いただいたところ、『内容に問題がないため条例上の説明会は完了と判断します』との事でした」「説明報告書はこれから提出するところです」とメール。

 建設課 箕中紛争調整係長に電話で確認。「再度、条例に基づいた説明会を開くべし」と伝えた、ことを確認。

6月11日 生和、近隣関連住民に任意の新築工事説明会。建築主が参加しないことから、これまでの説明会での要望や質疑に答える格好に。事実上のゼロ回答

6月21日 生和、7月1日に台湾の建築主も参加する正式が近隣住民説明会をやると連絡。