2日3日、旧真興交易ビル(南麻布2-8-18)の解体工事に関する2回目の説明会が開かれました。隣接するトーピア麻布向けの3回続きの1回目で、管理組合理事長を含む16人が参加しました。
南側に隣接する現場だけに、参加者からは騒音、振動、飛散物などへの強い懸念の声が相次いであがりました。飛散防止策として、上面を含む全面囲いの工法の検討を求める意見も出ました。
解体工事を始めるにあたり、まず、境界線上にある万年塀の解体が必要になるため、生和コーポレーション側から、イトーピアの植栽を一端撤去し、そこに防音パネルを建てるなどの検討案が示されました。場合によっては、車の移動、カバーを掛けるなどの具体策も示しました。駐車場関連の事案については今後、文書で示される見通しです。
建設主である昌益株式会社がこの間、前面に出てこないことについても質問がでました。生和側は「台湾の方で日本語が通じない」と説明し、建設工事の説明会には何らかの形で参加するとの見通しを示しました。
工事期間中に、汚れや損傷その他の不具合が生じた場合は、生和側は、常識の範囲内で、誠意をもって対処する考えを示しました。
解体工事とは別に、どのような建物が建つのか、というのが、参加者の大きな関心でした。生和側は10階建ての高級賃貸マンションを建てるとの従来の説明を繰り返しました。
境界線とどの程度離れているのか、との質問に対して生和側は、「調整中」と繰り返しました。最終的には、区条例が許可している、境界から50センチ程度を想定し、計画を立てていることを明らかにしました。「現在、設計部門と調整している」とし、建設の説明会を前倒しして開く考え。
次回は2月7日(水)10時~ 3回目は2月8日(木)14時~、場所はイトーピア麻布1階のコムニカル新堀です。